C−pop Hopper / 極私的C−pop放談

北の国からひたすらに、C−popを聴きまくる日々の徒然。

金曲奨前日にあえて、LIU KOIを語る。

皆様ご無沙汰してます。。不定期とはいえ筆不精が露呈してお恥ずかしい限りです。

 

さて、本日は2023年6月30日。金曲奨34回の前日となっています。

 

僕の予想は洪佩瑜 、LUCY、熊仔、鶴あたりの受賞があれば良いなと願ってます。特に鶴。ここ数年の活躍が著しいす。

 

さて、そんな金曲奨前日。おそらく皆さんノーマークなんじゃないかと思われる、LIUKOIの曲をいくつかお送りしようかと思います。

台湾の音楽シーンはメジャーもいいけどインディーズにこそ沼があると思っています。

金曲奨の裏にはこんなすごいアーティストがいるってことだけでもお見知り置きいただけると嬉しいです。

 

そんなLIUKOI、台北在住のインディペンデント系、ビートメーカーであり歌手のLIUKOI 2カ月に1曲くらいのペースで新作リリースしてまして、どれも外れ無し。

YouTubeチャンネルもあります。悲しいかな登録者数415人。。

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コメントを残すともれなくご本人からレスポンスあります。今がチャンスよ。

年齢未確認ですが、とにかく人柄は良い人。

 

基本的にチルなビートが多いです。中国語と英語がミックスして、何度でもリピート再生したくなる心地良さが彼の特徴。 HowzよりもLinionよりといった感じ。

それにしても、このあたりのミュージシャンは層が厚いです。

洒脱な音楽が多く、完成度も高いです。

きっと台湾のクラブシーンでは売れてるんだと思います。日本に届いてないだけと信じたい。

 

特に好みを数曲。

まずは「脫俗」

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軽めのドープさから楽しくなっていく展開はお見事。あとご本人の声が素敵。

再生回数42万だとーー なぜなんだ。

 

お次はKIREとのコラボ曲「fairytale」

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曲を聴いてるだけで妊娠しそうな色気漂うKIREとのコラボ曲。めっちゃいい。

ビートメーカーだけあって、複数人とのコラボで自分のビートメイクを生かしていくのができるのは彼の真骨頂。

アルバム全体でも素晴らしい仕上がりです。

KIREクラスのアーティストとコラボしているのになぜだかそんなに再生回数伸びず。。

もしかして台湾ではこの手の音楽あまり売れないのかな。僕の中ではど真ん中なんですけど。

 

さて、本人の声質も色気漂っていますが、女性アーティストの相性も超抜群。

蚊子や、XINAとのコラボ曲が秀逸。

「我以為」をどうぞ~ 特に蚊子ちゃんの繊細な声がベストマッチ。

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2021年の曲ですが、このあたりからハードなラップは控えめになり、チルでメロウな路線に転向しています。

いろいろ遊びまくると急に落ち着き始める時期ありますよね。きっと何かあったんだと思います。知らんけど。

 

本人の意向と思われますが、インディペンデントを貫いてるのでなかなかメジャーシーンでお見掛けすることもないのですが、いつも素晴らしい曲をリリースしているLIUKOI。これからも注目です。 

 

追加です!

2023年7月27日放送のASIAN BREEZE にて、竹内将子さんがLIUKOI紹介されました!なんと元ダンサーキャリア6年ほどとのこと。Jayのコンサートスタッフとしてもキャリアを積んだ後のソロデビューですって。

Youtubeにショート動画上がっています。ダンス激ウマ。しなやかな動きで自分のビートに身体のせています。かっこいいなぁ。

ますます注目株です。